コーヒー初心者の一度に購入する豆の量とお店選び
今回は、私の考える一度に購入すべきコーヒー豆の量と、購入するお店の選び方を記事にしました。
少しでも参考になれば幸いです。
はじめに
私は、毎日飲むコーヒーを豆から買うようにしています。
その方が美味しいのはもちろん手動のミルで豆を挽く際に手に伝わる感触やゆったり進む時間が好きなんです。
ただ、初めてのコーヒー豆購入の際、大きな失敗しました。
そこから自分なりにコーヒーを楽しむ為に、お店を調べて、選んで、試してを繰り返しています。
コーヒーを始めようとしている方が、私の様に失敗して欲しくないので興味のある方は読んでみてください。
最初の失敗
私が買い方を間違えた初めての豆購入。
ドリップコーヒーを始めたての時、通販で豆を600g購入しました。
今考えるとあまりの多さにゾッとしますが、初回購入でお得だし、練習で沢山淹れようと思っていたので気にしませんでした。
私はコーヒーを時間があれば朝晩1杯ずつ淹れる程度。
1杯辺り、10gとして一日20g単純計算で30日。
必ず毎日淹れているわけではないので飲み切るのに1か月以上かかってしまいました。
保存方法も良くわからず、陽が差し込む棚に密閉、遮光の袋に入れて常温保存。
なので飲み切る頃には、豆は酸化してガスも抜け、蒸らしても膨らまない。
目詰まりもして、長時間抽出してしまうのでえぐみがでる。
こうなると本当に美味しくありませんでした。
せっかくドリップコーヒー始めたのに、日に日に下手になっているように感じて楽しくなかったです。
一度に買う豆の量は?
そんな失敗を通して自分なりの買い方を考えました。
それは、10日以内に使い切る量を購入します。
量で言うと、200g。
1杯10g、朝・晩飲むので1日20gです。
自分の好みを知る為に、少しでも多くのコーヒーを楽しみたいので100g×2種類を購入しています。
10日で使い切る量を買う理由
この10日間とは常温保存で品質が保てる期間の目安です。
保存期間に関して色々な考えがありますが、常温保存だと概ね1〜2週間以内に消費を推奨しているお店や情報が多いです。
10日を目安にしておけば、飲み損ねて消費が遅くなっても美味しく飲める範囲で飲み切れると思っています。
冷凍庫や冷蔵庫であれば長期保存も可能ですが、私は常温保存しています。
常温保存の理由
コーヒー豆は生鮮食品の為、保存方法として冷凍や、冷蔵も推奨されています。
ただ、冷蔵庫・冷凍庫から取り出して使用する場合、常温になってから袋を開けないと結露が発生し、豆が吸湿して劣化につながってしまいます。
1回分ずつ小分けして冷凍、冷蔵保存する方法もありますが、私の性格上そこまで手間をかけるのは無理です。
さらに冷凍・冷蔵保存ですぐに豆を挽くと、粉は冷たいです。(当たり前ですが)そうするとドリップした際に温度が上がりにくくなり、安定して抽出ができないのではないかなーと。
お湯を注いだ時点で一気に温度が上がるので冷たいままでも心配する必要は無いそうです。
短期間で消費しきれない場合に、冷凍庫で保存し、解凍後、常温で使用する方法はありだと思います。
毎日使うコーヒー豆は密閉した袋に入れて冷暗所に保存して短期間で消費する方法が、劣化も抑え、使い勝手も良く、性に合っています。
・長期保存する場合は、冷凍保存
・短期で使い切る場合は、冷暗所で常温保存
購入するお店の選び方
私がコーヒー豆を購入するお店を選ぶ際に気を付けている事は以下の3つ
1、注文後、焙煎をしてくれる
2、100g単位で販売している
3、豆の情報を細かく表示している
4、チャック付きの袋に入っている
5、取り扱う豆の種類が少ない
1つ目は、いくら自家焙煎と掲げていても、いつ焙煎したのかわからない豆を購入するのはもったいないです。
豆は生鮮食品と言われるほど、時間の経過で味や香りが落ちます。
なので焙煎日がわからないと鮮度がわからないんです。
ただ、注文後焙煎をしていない所でも、焙煎日を袋に記載してあれば良いと思います。
使い切る目途がたてやすいので。
2つ目は、ほとんどのお店が100g〜なのでほぼ問題無いと思います。
ただこれは私が色々な種類のコーヒーを飲みたい為の条件です。
今は色々なコーヒーを飲んで味を知って、好みを見つけていきたいと思うので少しでもたくさんの種類を飲みたいので。
ただ、どうしても気になるお店でコーヒー豆が200g〜しか販売が無ければ迷わず購入をすると思います。
3つ目は、コーヒーについて色々調べていく中で、豆にはグレードや農園、標高など国独自の判別基準があり、同じ地域でも味は違うと。
日本で言えば、同じコシヒカリでも産地が違えば味も値段も違うのと一緒です。
自分の好みを見つける為ならば、細かい情報を知っていて損は無いし、見つける楽しみも増えると思っています。
今はまだまだですが、いずれはそんな楽しみ方ができるようになりたいと思っています。
4つ目の袋は、ジップロックの様に外から空気が入らないようになる物です。
これであれば、わざわざ買った豆をキャニスターに移し替えることなく使ったらきちんと閉じて冷暗所に保管すれば良いのでとても手軽です。
豆から出る二酸化炭素のみを外に排出するバルブが付いている袋であればなお良いと思います。
私は豆を外に持ち歩く事も多いのですが、袋のままの方が、かさばらないので使い勝手が良いです。
5つ目は、多くの豆を取り扱っていない小さなお店を選ぶこと。
私はド素人なので、豆の焙煎度合いに関しては焙煎士さんにすべてをゆだねます。
それが一番豆のポテンシャルを引き出すことが出来ると思っています。
多くの豆を扱っていないという事は、限られた種類の豆を最大限生かす焙煎を日々研鑽しているのだと思うのです。
大きなお店で、生豆と焙煎度合いを自分で選ぶ購入方法だと、好みの味もきちんとわかっていない私では生豆がもったいない。
色々な種類の豆を飲み、自分の好みや豆の特徴を知れたら、大きなお店で選ぶ楽しさがわかるのかなーと。
もちろんこの考え方は絶対では無いですし、小さなお店ってだけでなんだか特別感があってワクワクするからと言う理由もあります。
実際の購入先
私の生活圏ではなかなか自家焙煎珈琲店が無いので、基本的には通販になります。
通販でお得な初回セットを気になるお店を一通り回って、自分美味しかった所、ホームページが見やすく、豆や味の説明が詳細な所をリピートすることが多いです。
旅行などで外出した際には自家焙煎のお店を探して、頑張って店員さんと話して気になる豆を見つけ、100g購入。とか。
そんな形で買い求めています。
まとめ
結局コーヒー豆の買い方は、生活サイクルの中で色々試していく中で徐々に確立していくものだと思います。
ただ私の買い方は、コーヒーを始めようとしている方には丁度良いのではないかと思っています。
・・・家の近くに自家焙煎のコーヒーショップ欲しいなぁ・・・
さて、皆さんの生活に合うコーヒー豆の購入の仕方を考える際に、少しでも参考になれば幸いです。
では。